読むtaiji第13号

第13号
2011.4.29(Fri)

読むtaiji

責任編集 岩間泰司 groov69@hotmail.com

西荻事変 4.29

◆4月29日金曜日@西荻窪w.jaz ◆

http://www.wjaz.info/

●18時30分開場

①19時00分~こずえ
②19時45分~キクチトシオ
③20時30分~taiji(ゲスト:ベース淳也、ピアノ240。)
④21時20分~西荻事変(Vo,taiji、Dr,こずえ、B,キクチトシオ、G,淳也)

さて、今夜の西荻事変は何が飛び出すでしょうか?
taiji2ヶ月ぶりのライブ!!皆さんに楽しんでもらえれば光栄です。

Taiji official HP ,久々のリニューアルです!!

taiji念願のHPリニューアルなのです。以前にも増して情報量多くて、皆さんに楽しんでもらえるのではないかと思ってます。試聴もどんどん出来るようにしていくので、皆さん是非ともアクセスしてtaijiの音楽を聴いてみてください♪♪(一部ダウンロードも出来ます)

http://taiji69.biz/

twitter,facebook,mixiなど様々なSNSもやっているので仲良くしてくれれば幸いです。
Twitter @tatatai69
Facebook Taiji Iwama
Mixi   ミスクエ
宜しければ、これで検索してみてください!!

☆taiji LIVE情報☆

●6月17日(金)阿佐ヶ谷ネクストサンデー“ボーカルセッション”
13:00~ 入場無料(飲み物別)
6月26日(日)山梨Gibson House “アコースティックナイト”
18:30~ \1000+1drink

タイジの歌詞 ”春待ち”

春を待ちわび焦る街で
木々は芽を吹き 虫は目を覚まし始める
木漏れ日の中微笑む君は
この世界の中で何より美しく見えた
先も見えぬ二人変わらない想い
忘れられない日々が心縛っている
鼻を擽る風が拭いて
僕達の夢は舞い上がり見えなくなっていく
小鳥達でさえ恋の歌囁きあう中で
僕達の愛は擦れ違い色褪せていく
月に映る影 輝ける日々
サヨナラも告げずに
何処に行くというの
二人の行き場所は星屑と共に消える
どんなに悲しくても泣く事も赦されない
黄金の月の光浴びながら遊んでるあの人に
会えるなら愛の歌を信じてみたい
二人の行く場所は星屑と共に消える
どんなに切なくても泣く事も出来はしない
黄金の月の雫浴びながら踊ってるあの人に
もう一度会えるなら愛の歌を信じてみたい

“これを聴かずして何を聴く!? eastern youth

「かっこ悪い事はなんてかっこいいんだろう・・・」

このバンドのライブを観る度、そんな言葉が思い浮かぶ。Vo.Gの吉野寿。
イケメンという言葉からはあまりに懸け離れたその風貌。目をひん剥いてシャウトし、
汗と涙と鼻水を垂れ流しながら歌う彼の姿はある意味滑稽でさえある。
しかし、その激情っぷりと溢れるエナジーに皆釘付けになり、結局は観客も、
汗と涙と鼻水を垂れ流しながら彼等の世界にどっぷり浸かる。
“神様あなたは何でも知っていて、心悪しき人を打ち負かすだろう。
でも真夏の太陽は罪を溶かして 見えないが確かに背中にそれを焼き付ける” (夏の日の午後)

激しく歪んだギターサウンドに叙情的なメロディー、激情と刹那さの入り混じった文学的な詩を歌う吉野寿。
決して報われる事はないであろう己の人生を叫び続ける。

“月明かり 縺れる足 酔い痴れて帰る帰り道 感じている永遠に続く闇を”
(夏の日の午後)

嗚呼、かっこ悪い事は、なんてかっこいいんだろう・・・

*編集後記*

今日のw.jazでの演奏が僕にとって、震災後初のライブになる。
この震災は我々日本人みんなに何がしかの影響を与えた事は間違いない。
大沢誉志幸の曲に“そして僕は途方に暮れる”というのがあったが、当に僕はそんな気分だった。
「果たして自分は今、歌を歌う資格があるのか?歌う意味はあるのか?ていうか、
何を最優先にするべきなのか?」というある意味根源的な疑問を抱きつつ、
ステージに立つべきなのかどうか・・・などと悶々とする日々。
で、結局出た答えは、とにかく働いて働いて金を使い、経済を活性化させる。で、歌は・・・歌いたい!!理由などなく、
ただただ歌いたいと思った。これは“生きたい!とか死にたくない!”というレベルで本能に近い部分だろう。
“生きる”という事に意味など必要ないのと同じく、歌いたいという事に意味など求める必要もないではないか!
という事で、今日ステージに立つ事に相成りました。これからは迷う事なく歌い続けていくので、皆様taijiをよろしくお願いします。